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『キリエのうた』独特なハスキーの歌声が涙を誘う。
外は涼しくなってきて、木々も茶色に染まり始めました。
でもまだ朝晩と日中の温暖差が激しくて、着るものに苦労しています。
みなさんはどうお過ごしですか?
個性的音楽グループ元「BISH」のアイナ・ジ・エンド主演の映画、『キリエのうた』を観てきました。
歌う事でしか喋ることができない主人公キリエを中心に、広がる音楽の輪。
東日本大震災や津波で多くのものを失い、13年前の喪失を抱えたまま今も生き続ける。
彼女の祈りのような不思議の歌声に心が救われ、でもどこか危うい彼女を守り、支えたいとする心優しい人々が集まっていく。
音楽は小林武史とKyrie。
Kyrieはアイナ・ジ・エンドの役のアーティスト名です。
彼女の歌声を知ったのが『SING ネクストステージ』の時でした。
オオカミ娘のポーシャちゃんの元気で破天荒な性格と、「Could Have Been Me」がマッチしていました。
「BISH」という人気グループは知っていましたが、それほど興味はありませんでした。ご本人様ファンの方々ごめんなさい。
彼女の魅力は、声が個性的で、歌い方が独特だということ。と感じました。姿が見えなくても声を聞けば、一瞬で彼女の声だとわかると思う。
そして出会ったこの作品。
実は、松村北斗くんファンの友人から勧められて観ました。
北斗くんは相変わらずカッコ良かったですね。
ちょっと歌ったシーンがありましたがやっぱり色気あるな、と思いましたよ。
女性に押されっぱなしのところとか、泣き顔をキリエちゃんに見せない様にする姿なんて、ちょっとS心をくすぐられましたね。
ですが、
歌声に惹きつけられるという言葉通り、
キリエの歌に全てがのみ込まれました。
彼女の役を別の人がやってもこんなに惹きつけられなかったと思います。
彼女だからこの役ができた。
小悪魔だけど優しい母親のような姉キリエと、
歌うことしかできないから魂で歌う妹キリエ。
祈りを捧げる彼女の歌声を、
是非、映画館で聞いてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、
映画のロケ地が仙台と石巻らしく、
最近仙台旅を企画しようとしているのでとても参考になりました😆
では、次回。