• 繊細さん語り

    今更ながら、話題の

    コロナウイルスに感染していました。

    5類に移行されて、人々が前みたいに自由に動き回れる様になって1年明けての、2年目の、まだ1月前半。

    前日の午後からめっちゃ寒気がして、職場から帰って熱を測ったら、38℃越え。ちなみに朝は平熱であったことを確認済み。珍しく熱を測った日に限って、熱が出た。しかも、もうすぐアラフォー、人生最高値のお熱を観測。

    翌日仕事が休みだったので、近くの病院に向かう。

    ちなみに、昨夜の熱はなんだったの!?レベルの36℃代に戻って、体調もいつもと変わらないように感じた。

    マスクをしていれば、普通に満席の待合室で1時間以上待たしていても問題ないらしい。もちろん事前に病院に熱が出たことを報告するが、いつも通り来てくれとの病院側の指示があってこその行動であることを信じてほしい。

    診察の順番がやっときて、鼻に綿棒突っ込まれて、一応熱を測ってくださいと渡された体温計は、再度38℃を記録。

    あんな感じに病人待たせちゃ、ない熱も上がるわな。

    そして、緊急反応口の方へ案内されて女医さんから一言。

    「インフルは出なかったけど、コロナ感染ね」

    あ、まじか。

    ひとりで上野浅草間を巡っただけぞ。マスクも食事以外は外してないぞ。会話どころか飛沫をうつしてくる人との距離って、その気配すらなかったんですけどー!(なんせ、浅草寺の地獄の列には近寄らなかったからね)

    これがいわゆる、空気感染ってやつですね。

    電車に乗っていて、知らないうちにコロナ感染してるってやつ。

    全く腹たつ。

    マスクしていない人いっぱいいたけれど、もちろんその人たちもちゃんと感染しているんでしょうね!

    予防策している人だけ感染しているとか、まじありえないんだけど。

    と、38℃と36℃を往復し、元から気管支が弱いので夜中は咳き込みが悪化し全く眠れず。何の炎症かわからんけど血尿まで出て。本当最悪な4日間を過ごしました。

    症状ある時はまだいい。

    辛いのは症状がなくなり、平熱は安定しているのに家族から隔離されていることが一番辛い。

    うーん、これはHSPあるあるなのかもしれないな。

    相手の顔色を窺ってしまう。

    感情や言葉の裏側を探ってしまう。

    私は感染したことが罪だと感じている。これを他人にうつすという行為は、犯罪行為だと思ってしまう。

    もちろん、法律に決められていないし、そんなことはないのだが、これは思い込みの話。

    同じ屋根の下の家族にはうつさない様にしたい。

    でも世話してもらっているのは申し訳ない。

    もう日にちも空いたし、体も動くし、食器や洗濯物を整理したい。人に頼むのは申し訳ないから、自分でやらなくちゃ。

    不意に明けた扉の先に、無防備な家族が団欒している姿を目にする。もちろん自分が抜けたとしても何も変わった様子はない。

    訪問者が自分だと判ると、あからさまに息を止める。顔を背けられる。話を簡潔に切り上げられる。

    もちろんこの時の自分は毎日自分の部屋にストックしていた新品のマスクをつけているし、相手との距離もとっている。

    思い出したくない過去を脳裏に浮かぶ。

    学校で流行ったやつ。

    「○○と同じ空気吸ったら死ぬよ」ゲーム。

    やったことありませんか。

    自分はやったことも、やられたこともありますよ。

    本当に身に覚えがない人は、

    幸せだったのか、体が覚えていたくなくて記憶を消しただけなのか。

    ちなみに、

    そのゲームと同じ動きをする家族を見て、私はその記憶を引き出されました。

    好意と記憶は繋がっています。大概、言葉にされずに自発的に思い出してしまったのは、自分が被害者だった当時に嫌な記憶として奥底にしまい込んでいたからですね。

    感染と言われて1週間経つんだよ。

    医者はもう、「症状が治って安定したら、もう通常通り過ごしていいですよ」と言っていたのを自分は初日に伝えたはずです。

    目には見えない病気を恐れるのわかる。

    でも、

    目には見えない刃物で滅多刺ししていることも、そろそろ気づいてくれないかな。

    でも、

    こういう人たちって一生気づかないんだろうなー。

    こういう時はメンタルやられますね。

    同じ感覚で悩んでいる人の気分転換になればいいなと、

    ちょっと自虐的に書いています。

    あったことを自虐的に書くことで、他者の目線になって「どうでもいいや」って感覚になれるのでおすすめですよ。

    それでは、

    次は楽しいお話が書ければいいな。

    また次回。