謎多い話題作『君たちはどう生きるか』を観てきた。
映画というものは、貼り出されたポスターだけの情報を観て、観客は想像を膨らませながら劇場に足を運ぶ。そういう時代があった。
というスタンスで、ポスターだけで声優や内容も情報を出さなかった、今回のスタジオジブリの最新作を観に行きました。
なんと、帰りにパンフレットを購入しようとしたら、製作者の意向でまだパンフレットは制作していないと劇場スタッフさんが。
必要以上に情報を出さない為でしょうか。関係者の徹底振りに感服します。
ということでそんな意向を尊重して、ネタバレしないように感想を、、、
無理じゃん。
なるべくサッといきます。
①同名タイトル、吉野源三郎の『君たちはどう生きるか』は以前読みましたが、今回の映画の内容とは別物でした。
(作中一瞬、話題にはなりましたが)
②3部構成を感じました。似た作品は、
前編→『ほたるの墓』『風立ちぬ』『思い出のマーニー』
中編→『ハウルの動く城』『もののけ姫』『かりぐらしのアリエッティ』
後編→『千と千尋の神隠し』『崖の上のポニョ』『猫の恩返し』
③賛否が分かれる理由、納得です。
考察好きな方には、考えさせられる場面が多いので良いかもしれません。数少ないレビューのなかには、宮崎駿監督の幼少期と繋げる見解もあるようです。
今までの作品のように、ストーリーやコミカルな面白さを期待していた方は、ちょっと残念になるかもです。
スタジオジブリですが、お子様にはおすすめできません。大人でも終始『?』です。
プツリと切れる場面展開が多いので、ストーリーの繋がりが薄く感じられるかも。
と、個人の意見ですが簡単にまとめさせてもらいました。
1度みたら、何度も足を運びたくなる作品だと思います。
私がオススメする、この作品の楽しみ方は、
有名俳優が何人も出演しているとか、レビューのネタバレとか、他の情報を入れないでください。この記事のことも頭から忘れて!(笑)
頭をカラッポにして、
貴方自身の解釈でこの作品を観てください。
そして、
その日の終わりに、ゆっくりと布団の中で目を閉じて考えてみてください。
『貴方はこの世界でどう生きるか』
では、また次回。