繊細さん語り

そこに居るだけで、存在はしていない人。

私はどうしても口で誰かに説明する事が苦手です。

誰かが私に注目している。

話を聞こうとしてくれている。

など考えてしまっているようで、それに対して緊張感を抱いてしまうからだと自己分析をしています。

30歳を超えるまでは、どうしたら改善できるだろうと努力をしました。人と話す機会を増やしたり、話し方講座の本を読み漁ったり。それでも知識は増えるだけで、実際に対人関係になると効果なし。

と、いうか、まさかのさらに悪化!wow。

コロナ直前にTAという交流分析学に触れる機会がありました。

TAの目的は、自分が持っている能力を最大限に発揮しながら、自分らしく、よりよく生きていくために主体性・自律性を高めることです。TAは子供の頃に無意識に身につけてしまった自動反応で起こる「自己防衛」を自覚し、役に立つものは強化し発展させ、役に立たないものを手放していくプロセスを援助するためのツールです。

株式会社ヒューマンスキル開発センター』HP 「TAとは?」より抜粋

人格やパーソナル形成がどうなるのか。他人とどう関われば良いのか。子供の成長過程に周囲の環境はどう反映されるのか、など。アダルトチルドレン(子どものころに、家庭内トラウマ(心的外傷)によって傷つき、そしておとなになった人たち)など聞いたことある方もいらっしゃるのでは。

心理学って奥が深いですね。もっと早く専門的な分野を勉強すればよかったと、今更ながら思います。

自分が言葉足らずで説明ができないのに、相手にそれを推測して欲しい。自分のことを理解してほしい。なんて、世界的有名なエスパーでさえも無理難題を押し付けていたわけです。それに気付けただけでも、イライラモヤモヤしていた世界がクリアになった気分でした。

Mickeyは、特殊スキル「諦める」と「開き直る」を覚えた。チャラララン♪

この人苦手だな、とか、意味わかんないんだけどこいつ。なんて思うけれどその人と付き合わなくてはいけない時にオススメな方法は、妄想力です。

その人は、理解できない世界を生きているということ。そこに居るけれども、そこには居ない存在。別次元の世界線に住む人で、貴方の網膜に映るだけの存在。なので、同じ方向を見ていても、全然違う方向へ進んでいってしまうのは、相手の居る世界にはその道は貴方と同じまっすぐの道ではないから。言葉が通じないのも、共通語で話しているけれども翻訳機能にバグが生じているだけ。

うーん、それなら仕方ないか。なんて。

そう妄想すれば、ちょっとスッキリしませんか。

では、また次回。

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