繊細さん語り

「生きづらさ」と戦う勇者たちへ。

メンタルが落ちる時ってたまにありますよね。仕事がうまくいかなかった時や、テストで思うより点数が伸びなかった時など。30代後半からはホルモンバランスの乱れで、女性は感情が荒れるなんて時もしばしばあります。だって感情のある人間だもの。そんな時は、熱いサウナに入って汗を流したり、好きな音楽を耳元で大音量で流したり。親しい友人に愚痴を聞いてもらったり。それぞれ個人で最適なリフレッシュ法を編み出している事でしょう。では、そんな貴方は「生きづらい」と感じたことはありますか。

HSP診断テスト

コロナ前の時期にメディアでよく取り上げていましたが、HSPという気質があるのをご存知でしょうか。「繊細さん」とも呼ばれています。

HSPとは、Highly Sensitive Personの略称で、1996年にアメリカの心理学者、エレイン・N・アーロン博士によって提唱された心理学の概念です。あくまでも「生まれもっての気質」とされており、病気ではありません。』

「本音を言おうとすうと涙が出てくる」ゆりか/著、朝日新聞出版 2021年6月発行

気質とは心理学上、人間は生まれながらにして気質を持っていて、成長により気質が性格(キャラクター)になり、社会的な性質が加わって人格となります。気質は周りに影響されず、初めから持ったものです。(ここら辺は、心理学やHSP、繊細さん関連で検索ください。たくさんあります。ヒポクラテスだったかな)

要約するならば『五感に優れ、共感できる人』。

ちなみに上に貼り付けた【HSP診断テスト】では、107点で【強】でした。私が前にやった質問とは違ったので、話題になり研究が進むにつれ詳しくなってきたのかもしれませんね。

これは共感いただけるか、いただけないかの賭けで書いております。私の実体験が元になっているのですが、最初の段落に書いたストレス解消法。HSP気質の繊細さんは、これ逆効果なんです。

いや、私は繊細さんだけど平気だよー。って人もいるでしょう。それは貴方の持っている気質には当てはまらないだけなのかも。

サウナは周りが気になるし、熱いのと冷たいのの繰り返しはきつい。我慢を強いられるのも厳しいですね。

耳元で大音量はマジ勘弁です。店内BGMの音量設定おかしいところあるよね。あれ、何のための音量ですか。

友達は好きです。話すのも好き。でも「私の愚痴を聞いて」側より「聞きますよ」側に、何故かなっているんですよね。あら不思議。

HSP気質について本を読むことで、自分が抱えていた他人との違いに気づくことができました。そして、自分が何に悩んで、一人泣いていたのかも段々わかってきました。もちろん生まれ持った気質なので変える事はできません。それは誰にも真似できない貴方だけの感覚です。

時には誰にも理解されず、共感されず、孤独を噛み締める日々もあるかもしれません。だけど気質を知ることで、自分を制御し心を守ることはできます。考え方を変えるだけで、相手の気質を受け入れ、相容れないところは目を背けることができるのです。

説明が下手でごめんなさい。自分で本を読んでね、資料を集めてね。なんて手放しちゃってすみません。

でもこれだけは伝えたかったんです。

貴方のように悩んでいる人は大勢いるんだよ。一人で悩まなくてもいいんだよって。

ほら、私、もうおばさんだから。悩める後輩たちに何かお手伝いができればいいなって思いまして。

誰か気づきましたか。「誰かのために何かしたい」ってHSP気質の典型的な考え方なんですよ。

そんなこんなで、仲間募集中。

それでは、また次回。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です