劇場版『美少女戦士セーラームーン』を観てきた。
私がここまできたのも、生きているのも、愛する人がいるから。
日本だけでなく、世界中の女の子たちが一度は憧れて、一度は夢みて、一度は大声で叫んだフレーズがあります。
それは、
「美少女戦士セーラームーン。月に変わっておしおきよ」
右手を前に出す派と、左手が前に出る派と、
後方の指はキツネなのか、アロハなのか。
初代ムーンが絶世期の頃、小学生だった私たちは壮絶なる論争を繰り広げていました。
(ちなみに私は「なかよし」の初期掲載から本誌読み勢ですが、新はノンチェックです)
それが、作品誕生30周年を迎え、リバイバルされた新しい『美少女戦士セーラームーンCosmos』。
今回の映画でついに、“シャドウ・ギャラクティカ”編。と言われても私がピンときてないので、「スターズ」の話とここでは呼ばせていただきます。
(一期の「セーラームーン」、二期の「R」、三期の「S」、四期の「SS」、そして最終章もアルファベット1文字だろうとファンの予想を超えたまさかの「スターズ」)
この前スラムダンクも映画化されたし、セーラームーンも映画化されたら、まさに昔の『東洋アニメまつり』じゃないか!
のテンションで観に行ったら、びっくらこきました!笑
セーラームーンの設定全然違うじゃん!😆
まもちゃんの相変わらずのヒロインぶりに笑いそうになりました。
確かアニメがリバイバルする際に、千葉衛の設定が大学生から高校生に変更されましたよね。
うさぎちゃんも初期は中学1年生でしたし。思い返せばJCでベット・インの描写があったんですね。子供の時は、チューのシーンでさえ「きゃー」と赤面しながら観ていましたが、朝チュンの描写を見ても反応しなかったのはまだ私たちがお子様だったからですかね。あ、そうね。まもちゃんと普通にお泊まり会してただけね。
そして冒頭の十番高校のモーニングシーン。
(その前に、ほたるちゃんとちびうさが手を繋いで歩いているシーンでは、ホロリと涙。よかったね、ほたるちゃん)
校門から入ってきたうさぎちゃんが、「おはよう」と順番に声をかける平和な日常シーン。
亜美ちゃん、まこちゃんOK。美奈子ちゃん、高校で同じ学校になれたのねOK。レイちゃんは確か一貫校だったはず。
自転車に乗っている、はるかさんみちるさん。
んNNNNんNNNNん!?一瞬脳がバグったかと思いました。
え、同じ高校生なの!?私立じゃなかったっけ!?というか、年上じゃなかったの!?というか、はるかさんがセーラー服着ている!!しかも靴下履いてない!!!
叫ぶ代わりに、椅子がガタンとなってしまって、隣に座って見ている少女に睨まれました。
だって、だって。私の初恋の人だもん!
緒方恵美さん声の天王はるか様が持っていたキラキラオーラがなーい!ギャグパートしているー!しかも声が若い!
皆川純子さんでしたね。少年声ピカイチ。
細かいところで新旧の違いと同じを見つけつつ、声に慣れたところでスターライツ登場。(原作者武内直子さんが作詞したあの曲をまた聴けた🎵)
彼らは男の子として描かれるんですね。
だったら、はるか様も変身前は男の子でもいいじゃん!と不満再沸騰。制服とか女言葉とか無理に使わせるのもジェンダー問題引っかかるでしょ。
そして、屋上での美奈子ちゃんとレイちゃん(十番高校制服は違和感あったね)のかっこいいセリフ。
あ。女の子同士のラブ❤️百合方面いかせたいのね!納得!ならしょうがない。不満解消。
はるかさんもうさぎちゃんに手を出した過去ありだけれど、光くんは昔っから完全な噛ませ犬だから、本当に可哀想。
「銀河一、身分違いな片想い」って本人に言わせるのはあまりにも。涙。
それでも、
「銀河でどんな戦いが待っていても、僕らは君の側で力になる。」
なんて健気なんだー。おばちゃん泣いちゃう。
そして後編へ。
「スターズ」のギャラクティカ編最終局面といえば、セーラームーンがスターライツ&銀河太陽系4人を率いてカチコミをかける話だったはず。
そして忘れない、ウラネプ最大の名シーンである、あの198話ラストシーン「はるかに触れたい」「暖かい」がまた見られると期待に心が震えていたのですが、
えええぇ。まさかの!外部太陽系の年上組、映像にもならず退場!?
いやまて。待てよ。落ち着け私。
後半の予告でみんなが復活しているじゃないか。きっとあの名シーンをやってくれるよ!そうだよ!みんな、期待して待とう!
百合界のカリスマ、ウラヌス&ネプチューンに幸あれ!ついでにムーンも。
では、次回。