何か1つでも興味あることを見つけよう。
何故と聞かれると、始める事にちゃんとした理由がなかったのに気づいちゃうんですけれど。
私は6年ほど前から、四国八十八ヶ所札所巡りを続けています。
四国八十八か所札所(霊場)とは、若き弘法大師空海が悟りを開いた地や各地を巡り新しく創建したり、整えたりした場所である四国の霊験あらたかな寺院の事をいい、その後その道筋は修行僧たちの修練と荒行の旅になったそうです。
札所?となった方でも、「お遍路さん」という名前は聞いたことがあるかもしれません。
その札所を巡りを巡り参拝する人々のことをそう呼びます。
白衣(白い半纏みたいな)を着て、菅傘(よく時代劇で投げられる藁などで編んだ帽子)をかぶり、金剛杖(アニメ『犬夜叉』でお坊さんが持ってたやつ)を持って四国4県を歩いて巡る。
歩いてまわるなんて古臭い、とか面倒臭い。そんなイメージが今も根強い四国八十八ケ所巡りですが、今は観光地化し忙しい現代人の為に色々な巡礼方法ができています。
冒頭に戻りますが、私は四国八十八ヶ所巡りを6年ほど前から続けています。
と記述しましたが、ずっと歩き回っているわけではありません。そろそろ辿り着いてくれないと方向音痴も度が過ぎるくらいです。
私は、【阪急交通社】が出している、一国巡礼のバスツアーを利用しています。
一国巡礼とは、四国の徳島県・高知県・愛媛県・香川県の4県に跨ってお寺に弘法大師が巡った順に番号が振られているのですが、1度の旅で1県だけを巡ることを指します。全4県、つまり全4回のバスツアー。
本来の歩き遍路とは異なり、実際の移動は随分楽になります。お金で時間を買う感じでちょっと悪い気もしますが。
でも、駐車場からはちゃんと歩くし、先達(引率の先生みたいな方。公認先達試験というのもあるそうです)さんが本堂と大師堂を案内し、そこで全員でお経を唱えます。2・30名くらいの老若男女が声を揃えて納経しているのは趣深い光景ですよ。何より、仏様とお大師様に感謝し参拝する心は、どの方法を選んでも皆等しいのです。
阪急交通社さんでは、お一人さま参加の値段も通常値段と一緒なのがありがたい。
同じ値段で同じグレードのお部屋に泊まらせていただけます。旅行参加者のアンケートをしっかりと受け止めていただいている様で、最近では温泉つきの大きなホテルや1人では持て余してしまいそうな広いお部屋を貸していただける様になりました。やはり移動は楽しているとはいえ、歩き回った足は大浴場や温泉でゆっくりと伸ばして明日に挑みたいですものね。
どこへ行っても人で賑わう5月のゴールデンウィークが過ぎてからも出発便がある様なので、興味が湧いた方はチェックしてみてください。
今度はタイトルに戻ります。
今日はピョンピョン軽快に飛んでますね。読みにくくてすみません。
「何か一つでも興味があることを見つけよう」のテーマでお話しさせていただいています。
私は『四国お遍路』と『一人旅』でした。2つじゃん。
あと、四国八十八か所霊場巡礼の御朱印を集めた『掛け軸』を自分で作り上げてみたかったからです。3つですね。
毎日、学校や仕事に行って、電車に揺られて家に帰る。テレビをぼーっとみて、スマホをいじりながら生活するだけなんて、ちょっと寂しいですよね。
特に趣味も興味もないなんて言わないで。目を凝らしてみれば、そこら中に原石が落ちていますよ。
今日は帰りの電車の乗り換えでめっちゃホームで待ちました。スタバのいい匂いがしてきたな。タンブラーは可愛いな。店員のイケメンくんは年下かな。だろうな。
今日は雨が急に降り出したのでずぶ濡れになりました。お風呂にバスボム入れようかな。新しいレインブーツを買おうかな。雨宿りした飲食店に今度行ってみようかな。
今日は家族と喧嘩しました。部屋に逃げ込んだら図書館で借りた本が読んでいなかった事に気付いたから読み始めた。ブログの更新するために四国の情報漁ろうかな。母の日のプレゼントは何しようかな。
人間ってたくさんのことを見て、聞いて、考えて、それを忘れながら生きています。いろんなところに貴方らしいアンテナが向いていますので、自分がビビビときたものに興味を湧かせてみてはいかがでしょうか。
では、次回。
いつか四国の旅の感想も載せたいです。