繊細さん語り

一人で悩まないで、とはいうけれども

最近静かになってきましたが、一時期の市川猿之助さんの騒動といい、

芸能人やいじめでの一般人の自殺報道になると、毎日のように「心の相談センター」への電話番号へ誘導するようなテロップが流れます。

確かに、一人で悩みを抱えていては、全てネガティブの方向性へ引っ張られてしまいます。

アニメや漫画とかで、暗い部屋の片隅で体躯座りをしながら引きこもっている描写がよくありますね。

「悩んでいる🟰落ち込んでいる」

そんな時は誰かと話をしたらいいよ。

誰かが問題を解決するアドバイスをくれるから。

誰かがあなたの共感をして、ココロの支えをくれるから。

だから一人で悩まないでね。

これは一般的な意見。

HSP気味な私からみれば、「心の相談センター」やら近くの誰かやらに悩みを打ち明けられるのは、ある意味勇気が必要な行為であると思います。

自分が悩んでいる、落ち込んでいる、一番の原因が自分でもわかっていないから。

その原因が自分にもあると思い込んでいるから、一方的に相手を批判できない。

他人に話したところで、理解されないと思い込んでいるから。

もちろん、

こんな考えをしている方向性のネガティブさんだったら、自身で首を絞めることはあっても、自身で心臓を止めることはできません。

自分が死んでしまった後の事後処理をする人、借りていた部屋の管理人、自分の血縁者、職場で抜けた穴を埋める人、などなど。自分が自分を殺すことで、どれだけ周りに迷惑をかけ、その埋め合わせは誰がするのかという、その後を想像してしまうから行動に移しきれないのだと思います。

周りに敏感で、繊細で傷つきやすい、あなた。

全く別次元を生きている周りと合わせるのは、どんなに大変なことでしょう。

我慢を積み重ねて、地面にめり込みそうになっても頑張って日々を生きている、あなた。

いつか救いの手を差し伸べてくれる王子様も、

花畑を太陽のような笑顔を向けて手を引いてくれるお姫様も、

永遠に子供のままで妖精と冒険ができる島も、

私たちが生きている世界には無いのですよ。

それを受け入れなくてはいけない。

でも受け入れるなんで、私はできません。だから生きることに悩んでいるんです。

悩んでいることなんて、口には出しません。

話したところで誰にも理解できないし、助けてもくれないのだから。逆に話したことによって、相手に重荷を背負わせてしまうかもしれないと考えているからです。

だから「悩みがなさそうでいいよね」とよく言われます。

悔しいので「私も悩んでいるんですよ」と返すと、「何を悩んでいるの」と聞かれるので、それに対して「何」と答えなくてはいけないので、また悩みます。

脳内では、自分が悩んでいる内容で、この人に話しても大丈夫そうな「何」か1つの項目。をスピード検索。あぁ、無理。こんなやつに丁度良く返す言葉ねぇや。頭から蒸気がプシュー。

そんな間に、「ほら無いんじゃん。いいよね、お気楽で」。チャンチャン。

なんて社会人になると良くある話ですよ。

学生のうちの友達同士とか可愛いものだったわ。

数十年経った後振り返って、よく思う。

「あの時何を悩んでいたんだっけ」

無情にも去っていった時間と日々薄れゆく記憶のお陰で、今の私はここに立っているのです。

では、次回。

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