繊細さん語り

無理はしないで。

前回、HSP気質についてお話ししました。

敏感で繊細な貴方のこと。人とは違う感覚で、細かいところに気になって、それに気づかない人を見てイライラしちゃう。なんで私はみんなと違うんだろう、なんて凹んで涙を流している貴方のこと。それは病気ではないんです。ただの生まれ持った性質なのだから仕方がないのです。改善も、他人との共感も求めては、逆に疲れてしまいますよ。

貴方は貴方の世界で生きている。他人は他人の世界で生きている。そう、まるで言葉の通じない外国人との異文化コミュニケーションの様ですよね。

相手のお国柄を知る(相手の気質、思考回路を知る)と、人付き合いもそんなに嫌ではなくなりますよ。

こちら側の世界(思考回路)を相手に理解や共感してもらおうとするのは、無駄な労力がかかりますよね。下手にこちらが傷つくので私はお勧めしません。

繊細さんは、相手が醸し出す「なんとなーく」の雰囲気で、今この人に近寄っていいのか、いま踏み込んだら自分に負担がかからないか、など脳が自然に計算しています。まるで富岳のスーパーコンピュータ並み。

貴方の脳の中にある富岳が「あ、もう無理やねん」って答えを出したのなら、速攻その場から離脱することをお勧めします。

「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ」なんて、世界を救う時に改めて自己暗示をかけてください。

一人の時間をつくる。

静かな空間に留まる。

風や空を感じる。

のんびりとした時を過ごす。

心からの深呼吸をすると、イライラしていた気持ちも、煮え切らない感情も、もうどうでも良くなりますよ。

今回は私独自の精神論をお伝えしました。実体験ですが、偉い人に提唱されているわけでも、100%学問的に証明できる訳でもないのであしからず。適当に聞き流してくれる程度が最高。

では、次回。

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